『安永は、時の課題を敏感に受け止め、独創的な技術により、価値ある製品を提供し、社会文化の豊かさに貢献します』の企業理念のもと、HEV・PHEVなどのエンジン部品や高効率・省エネ・省スペースの機械装置、水の浄化につながる環境機器の提供など、事業活動を通じて社会文化の豊かさに貢献してきました。
また、製品の開発や生産活動における環境に配慮した取り組みや、地域社会へのCSR活動にも取り組んできました。
安永は、SDGsを「時の課題」と受け止め、事業活動を通じて価値ある製品を提供することで、これからも社会文化の豊かさに貢献します。
企業理念【ミッション】のもと、CSR・ESGに加え、SDGsに価値【バリュー】を置きながら、『安永にしかできないこと グローバルニッチNo.1』という事業目標【ビジョン】を目指します。
新事業創出においては、微細金型技術(リチウムイオンバッテリーの高寿命化に貢献)を使用した二次電池関連部品や熱電変換技術(排熱から電気エネルギーを回収)の早期事業化を目指します。
安永のコア技術である機械加工技術、センシング技術、微細金型技術、熱電等素材技術、好気性微生物処理技術で、「時の課題」の解決に向けて挑戦します。
持続可能な社会の実現に向けて、SDGsの課題を当社が取り組む「CSR重要課題」として策定しました。
これら「CSR重要課題」に向けイノベーションを通じて取組み、企業価値の向上と、サステナブルな成長を目指します。
CSR重要課題 | 重要テーマ | |
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事業活動 |
サステナブルな成長
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安全・安心な製品・サービスの提供
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経営基盤 |
安全・安心な職場
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多様性の促進・働き方改革
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コンプライアンスとリスク管理
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当社は、名張工場、ゆめぽりす工場に自家消費型太陽光発電設備を設置しました。
再生可能エネルギーである太陽光を使用した発電により、当社の生産活動におけるCO2排出量削減に取組んでいます。
名張工場 年間約320t、ゆめぽりす工場 年間約560t
当社は、西明寺第一工場、名張工場の重油暖房機を撤去し空調設備を更新しました。
当社ではエネルギーの効率的な使用、化石燃料使用の削減・CO2排出量削減および工場内の環境改善に取組んでいます。
名張工場 年間約730t、西明寺第一工場 年間約410t
当社では安全方針に基づき、労働環境の安全パトロール、各職場でのリスクアセスメントやKY(危険予知)活動等を実施し、安全衛生委員会で報告、改善することで、より安全で安心して働くことができる職場づくりに取組んでいます。また、座学による安全衛生教育に加え、全社員に安全衛生手帳を配布し啓蒙を図るとともに、安全道場での体感訓練により労働災害防止に努めています。
2021 | 2022 | 2023 | |
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休業災害件数 | 0件 | 0件 | 2件 |
労働災害度数率 | 0.0% | 0.0% | 0.25% |
当社では、メンタルヘルス研修、ストレスチェック、長時間労働者との面談等により、心と体の健康の確保に取組んでいます。
2024年3月11日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2024」に認定されました。今後も「当社にとって社員一人ひとりの健康は最も大切な経営資源の一つである」の基本的な考えのもと、心と身体の健康づくりの取り組みを強化し、より健康でいきいきと働ける社員を増やしていくよう取組んでいきます。
10月15日、4年ぶりに安永ファミリーイベント2023を開催しました。
ゲスト出演者によるステージイベントや体験型イベントなど、来場者約800名を迎え、会場は大いに盛り上がりました。
2021 | 2022 | 2023 | |
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健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% |
有所見率 | 67.2% | 69.7% | 70.3% |
2次検査受診率 | 3.8% | 4.6% | 4.5% |
保健指導実施率 | 1.1% | 9.4% | 21.5% |
2021 | 2022 | 2023 | |
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回答率 | 72.5% | 65.6% | 78.1% |
高ストレス率 | 18.4% | 18.1% | 16.9% |
面談人数 | 1.9% | 0% | 0% |
休職者(メンタル) | 10人 | 12人 | 18人 |
休職者(他傷病) | 30人(うちコロナ10名) | 52人(うちコロナ31名) | 24人(うちコロナ1名) |
当社では、人材の多様性とそれらの人材育成が中長期的な企業価値向上に繋がるものと考え、女性・外国人・中途採用者を積極的に採用しています。2024年3月末で中途採用者の割合は43.0%であり、管理職のうち中途採用者の割合は30.7%となります。
また、当社は海外拠点の自立化を推進していることから、国内外の安永グループ全体における非日本人の割合は58%を超えており、多くの管理職(女性の外国人従業員含む)を登用しています。
2023年12月に海外子会社を含めたQC小集団活動発表大会が開催され、安永インドネシア、安永タイ、安永メキシコからも参加しました。
当社では、障がいのある方の雇用を積極的に展開し、健常者と同じ職場で活躍いただいています。
勤務4名、障がい者雇用率 2.3%(2024年3月時点)
当社では、育児や看護等の家庭と仕事を両立できる就業環境を整備し、全社員がより活躍できるよう行動計画を策定しています。
当社は、2025年1月14日付で厚生労働大臣より「プラチナくるみんプラス」の認定を受けました。
「プラチナくるみんプラス」は、次世代育成支援対策推進法に基づく認定制度における最高水準の認定であり、「プラチナくるみん」の基準を満たしたうえで、さらに不妊治療と仕事との両立にも積極的に取り組み、一定の認定基準を満たした場合に授与されるものです。
当社は、社員一人ひとりの「ワークライフバランスの推進」に積極的に取り組んでおり、2013年9月に「くるみん」、2021年10月に「プラチナくるみん」の認定を取得しており、育児支援制度の拡充に加え2024年4月より「不妊治療と仕事の両立のための休暇制度」を導入したことにより、「プラチナくるみんプラス」の認定につながりました。
今後も社員のワークライフバランスが充実するよう取り組み、それぞれがより働きやすく、能力を発揮しやすい環境づくりを目指してまいります。
2021 | 2022 | 2023 | |
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男性 | 53.3% | 69.2% | 81.8% |
女性 | ー | 100% | 100% |
2021 | 2022 | 2023 | |
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男性 | 1人 | 0人 | 1人 |
女性 | 0人 | 2人 | 0人 |
総務省消防庁より消防団協力事業所として認定を受けています。
献血サポーターとして献血に積極的に協力しています。
なでしこリーグ所属の伊賀FCくノ一三重を応援しています。
トヨタ自動車株式会社様より「技術開発賞」を受賞しました。