CSRSDGsへの取り組み

SDGsへの取り組み

SDGsと今までの安永

『安永は、時の課題を敏感に受け止め、独創的な技術により、価値ある製品を提供し、社会文化の豊かさに貢献します』の企業理念のもと、HEV・PHEVなどのエンジン部品や高効率・省エネ・省スペースの機械装置、水の浄化につながる環境機器の提供など、事業活動を通じて社会文化の豊かさに貢献してきました。
また、製品の開発や生産活動における環境に配慮した取り組みや、地域社会へのCSR活動にも取り組んできました。

SDGsとこれからの安永

安永は、SDGsを「時の課題」と受け止め、事業活動を通じて価値ある製品を提供することで、これからも社会文化の豊かさに貢献します。
企業理念【ミッション】のもと、CSR・ESGに加え、SDGsに価値【バリュー】を置きながら、『安永にしかできないこと グローバルニッチNo.1』という事業目標【ビジョン】を目指します。

新事業創出においては、微細金型技術(リチウムイオンバッテリーの高寿命化に貢献)を使用した二次電池関連部品や熱電変換技術(排熱から電気エネルギーを回収)の早期事業化を目指します。
安永のコア技術である機械加工技術、センシング技術、微細金型技術、熱電等素材技術、好気性微生物処理技術で、「時の課題」の解決に向けて挑戦します。

図:SDGsとこれからの安永

SDGs×イノベーション=企業価値創造・サステナブルな成長

持続可能な社会の実現に向けて、SDGsの課題を当社が取り組む「CSR重要課題」として策定しました。
これら「CSR重要課題」に向けイノベーションを通じて取組み、企業価値の向上と、サステナブルな成長を目指します。

  CSR重要課題 重要テーマ
事業活動

サステナブルな成長

  • 独創的な新しい技術への挑戦と、生産性の向上で成長を続け、グローバルニッチNo1を目指します。
  • ①新たな分野(SDGs・カーボンニュートラル・CASE)で価値を創出する新技術・商品の開発促進
  • ②既存分野でコア技術の伸長、新知見獲得し、ビジネスの拡大
  • ③既存ビジネスの生産性向上
  • ④生産活動におけるCO2排出量削減、資源の有効活用
  • 6. 安全な水とトイレを世界中に
  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 13. 気候変動に具体的な対策を

安全・安心な製品・サービスの提供

  • 安全・安心に使っていただけるように全世界に通用する最高品質を追求し、お客様の満足向上に努めます。
  • ⑤継続的な品質向上活動の推進
  • 12. つくる責任つかう責任
経営基盤

安全・安心な職場

  • 全プロセスにおいて人の安全を最優先にし、人に優しい職場づくりに努めます。
  • ⑥働き方改革と安全・安心な職場環境の整備
  • 3. すべての人に健康と福祉を
  • 4. 質の高い教育をみんなに

多様性の促進・働き方改革

  • 多様性の理解を深め、尊重し、協力しあうことで、創造性を高めます。
  • ⑦ダイバーシティの取り組みによる人材育成
  • 8. 働きがいも経済成長も

コンプライアンスとリスク管理

  • 社会から信用・信頼される経営基盤を確立します。
  • ⑧リスクマネジメントの強化
  • ⑨地域貢献
  • 11. 住み続けられるまちづくりを

サステナブルな成長

独創的な新しい技術への挑戦と、生産性の向上で成長を続け、グローバルニッチNo.1を目指します。

自家消費型太陽光発電設備導入

当社は、名張工場、ゆめぽりす工場に自家消費型太陽光発電設備を設置しました。
再生可能エネルギーである太陽光を使用した発電により、当社の生産活動におけるCO2排出量削減に取組んでいます。

<CO2削減予想効果>

名張工場 年間約320t、ゆめぽりす工場 年間約560t

自家消費型太陽光発電設備導入(1)
自家消費型太陽光発電設備導入(2)
自家消費型太陽光発電設備導入(3)

A重油暖房機撤廃・工場空調設備更新

当社は、西明寺第一工場、名張工場の重油暖房機を撤去し空調設備を更新しました。
当社ではエネルギーの効率的な使用、化石燃料使用の削減・CO2排出量削減および工場内の環境改善に取組んでいます。

<CO2削減予想効果>

名張工場 年間約730t、西明寺第一工場 年間約410t

A重油暖房機撤廃・工場空調設備更新(1)
A重油暖房機撤廃・工場空調設備更新(2)
A重油暖房機撤廃・工場空調設備更新(3)

CO2排出量の推移

CO2排出量の推移

安全・安心な職場

『全プロセスにおいて人の安全を最優先にします』の安全方針のもと、人に優しい職場づくりに努めます。

<安全>

当社では安全方針に基づき、労働環境の安全パトロール、各職場でのリスクアセスメントやKY(危険予知)活動等を実施し、安全衛生委員会で報告、改善することで、より安全で安心して働くことができる職場づくりに取組んでいます。また、座学による安全衛生教育に加え、全社員に安全衛生手帳を配布し啓蒙を図るとともに、安全道場での体感訓練により労働災害防止に努めています。

安全(1)
安全(2)
安全(3)
安全(4)

労働災害度数率

  2021 2022 2023
休業災害件数 0件 0件 2件
労働災害度数率 0.0% 0.0% 0.25%

<衛生>

当社では、メンタルヘルス研修、ストレスチェック、長時間労働者との面談等により、心と体の健康の確保に取組んでいます。

  • 健康診断検査項目の充実や検査費用の補助
  • 利用補助対象運動施設の拡充
  • 禁煙イベントの実施
  • インフルエンザ予防接種の補助等

健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に認定

2024年3月11日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2024」に認定されました。今後も「当社にとって社員一人ひとりの健康は最も大切な経営資源の一つである」の基本的な考えのもと、心と身体の健康づくりの取り組みを強化し、より健康でいきいきと働ける社員を増やしていくよう取組んでいきます。

安永ファミリーイベント2023を開催

10月15日、4年ぶりに安永ファミリーイベント2023を開催しました。
ゲスト出演者によるステージイベントや体験型イベントなど、来場者約800名を迎え、会場は大いに盛り上がりました。

安永ファミリーイベント2023を開催(1)
安永ファミリーイベント2023を開催(2)
安永ファミリーイベント2023を開催(3)

健康診断

  2021 2022 2023
健康診断受診率 100% 100% 100%
有所見率 67.2% 69.7% 70.3%
2次検査受診率 3.8% 4.6% 4.5%
保健指導実施率 1.1% 9.4% 21.5%

ストレスチェック

  2021 2022 2023
回答率 72.5% 65.6% 78.1%
高ストレス率 18.4% 18.1% 16.9%
面談人数 1.9% 0% 0%
休職者(メンタル) 10人 12人 18人
休職者(他傷病) 30人(うちコロナ10名) 52人(うちコロナ31名) 24人(うちコロナ1名)

多様性の促進・働き方改革

安永グループは、多様性の理解を深め、尊重し、協力しあうことで創造性を高めます。

人種・国籍の多様化推進

当社では、人材の多様性とそれらの人材育成が中長期的な企業価値向上に繋がるものと考え、女性・外国人・中途採用者を積極的に採用しています。2024年3月末で中途採用者の割合は43.0%であり、管理職のうち中途採用者の割合は30.7%となります。
また、当社は海外拠点の自立化を推進していることから、国内外の安永グループ全体における非日本人の割合は58%を超えており、多くの管理職(女性の外国人従業員含む)を登用しています。

QC小集団活動発表大会

2023年12月に海外子会社を含めたQC小集団活動発表大会が開催され、安永インドネシア、安永タイ、安永メキシコからも参加しました。

QC小集団活動発表大会

障がい者雇用

当社では、障がいのある方の雇用を積極的に展開し、健常者と同じ職場で活躍いただいています。
勤務4名、障がい者雇用率 2.3%(2024年3月時点)

女性活躍推進法、次世代育成支援対策推進法

当社では、育児や看護等の家庭と仕事を両立できる就業環境を整備し、全社員がより活躍できるよう行動計画を策定しています。

育児・介護と仕事の両立支援

不妊治療と仕事の両立にも積極的に取り組む高い水準の子育てサポート企業に認定、プラチナくるみんプラス取得

当社は、2025年1月14日付で厚生労働大臣より「プラチナくるみんプラス」の認定を受けました。
「プラチナくるみんプラス」は、次世代育成支援対策推進法に基づく認定制度における最高水準の認定であり、「プラチナくるみん」の基準を満たしたうえで、さらに不妊治療と仕事との両立にも積極的に取り組み、一定の認定基準を満たした場合に授与されるものです。
当社は、社員一人ひとりの「ワークライフバランスの推進」に積極的に取り組んでおり、2013年9月に「くるみん」、2021年10月に「プラチナくるみん」の認定を取得しており、育児支援制度の拡充に加え2024年4月より「不妊治療と仕事の両立のための休暇制度」を導入したことにより、「プラチナくるみんプラス」の認定につながりました。

プラチナくるみん
当社の子育て支援・両立支援に関する主な取り組み
  • 子どもの看護休暇の対象年齢を中学生未満に拡大。
  • 育児短時間勤務制度の子どもの対象年齢を小学3年生以下までに拡大。
  • 育児短時間勤務制度適用者へのフレックスタイム制を導入。
  • 育児休業を取得しやすく、育児休業後に職場復帰しやすい環境の整備。
  • 男性社員の積極的な育児休暇取得を推進。
  • 不妊治療と仕事の両立のための休暇制度を導入。
  • 女性社員を対象としたキャリアアップセミナーを実施し女性が活躍できる環境作りを推進。
  • 子育てを行う社員とその家族のコミュニケーションの充実を目的の一つとし、安永ファミリーイベントを開催。
  • 社員の「業務の効率性及び生産性向上」と「育児・介護との両立支援」を推進するため、在宅勤務を実施。

今後も社員のワークライフバランスが充実するよう取り組み、それぞれがより働きやすく、能力を発揮しやすい環境づくりを目指してまいります。

育児休暇取得率

  2021 2022 2023
男性 53.3% 69.2% 81.8%
女性 100% 100%

介護休暇取得人数

  2021 2022 2023
男性 1人 0人 1人
女性 0人 2人 0人

地域貢献、表彰

  • 総務省消防庁より消防団協力事業所として認定を受けています。

    認定書
  • 献血サポーターとして献血に積極的に協力しています。

    献血サポーター(1)
    献血サポーター(2)
  • なでしこリーグ所属の伊賀FCくノ一三重を応援しています。

    なでしこリーグ所属の伊賀FCくノ一三重(1)
    なでしこリーグ所属の伊賀FCくノ一三重(2)
  • 伊賀上野シティマラソン、伊賀地区駅伝大会に協賛しています。
  • トヨタ自動車株式会社様より「技術開発賞」を受賞しました。

    PDFHP:IRニュース 00.pdf (eir-parts.net)

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