第7次中期経営計画
技術で世の中を驚かせる会社へ
2011年に社長に就任して以来、新しいことへのチャレンジを続けてきました。技術で世の中を驚かせようと、既存技術の進化と新技術の探索に絶えず取り組んできました。
おかげさまで、既存事業の大きな柱であるコンロッド加工ビジネスで世界シェアを確実に伸ばすことができました。また、次世代パワー半導体である酸化ガリウム向けにワイヤソーを販売することもできました。
2011年に立ち上げたR&D本部(現技術本部)で全くの新規技術の研究開発に成功し、村田製作所と共同で新事業に取り組むことになりました。
新しいことにチャレンジする当社のDNA(文化、風土)を大切に育みながら、これからも皆様を驚かせる技術開発に取り組みます。皆様からのご期待に応えられるよう、グローバルニッチNo.1の企業として、自動車業界のみならず電子半導体業界他にも更なる活躍の場を広げ、新しい事業の柱を創ります。
代表取締役社長 安永 暁俊
第7次中期経営計画について
数値目標
基本方針
事業ポートフォリオ
経営資源を有効に使い、既存製品の強化と新製品の育成を両立させる
- エンジン部品の施策
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- ⾃動⾞部品の国内外でのさらなる売上・シェア拡大
- 成⻑分野である建機、農機、産機、マリン・レジャー用エンジン部品の受注拡大
- IoT、ロボット活用による生産性向上
- 機械装置の施策
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- ワイヤソー・検査装置の成⻑分野(電子部品・半導体)への継続的な注⼒
- ポートフォリオ⾒直しによる高付加価値製品へのリソース重点配分
- 環境機器の施策
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- エアーポンプ・ディスポーザシステムの利益向上とシェア拡大
- 要素技術を組み合わせた新製品・維持管理を付加した新サービスの投⼊
- 新事業の施策
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- 二次電池、熱電発電素子関連製品の市場投⼊とビジネスモデル確⽴
重点施策
1.「グローバルニッチNo.1」製品のさらなる拡大と充実
- エンジン部品
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国内
- 自動車メーカーの需要への対応によるさらなる売上・シェア拡大
- 建機、農機、産機、マリン・レジャー用エンジン部品の受注拡大
- 革新的な取り組み(IoT、ロボット活用)による生産性向上
海外
- 海外での生産拡大、日系・米系自動車メーカーの現地調達・現地生産の需要取り込み
- 機械装置
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- エンジン部品向け工作機械︓エンジン部品事業との連携で商品⼒のアップ、工作機械づくりのDNA継承
- ワイヤソー、検査装置︓成⻑が期待できる電子部品・半導体産業への取り組み強化、各要素技術の先鋭化による更なる製品⼒の向上
- ワイヤソーは、新材料のマーケティングを担い、新材料ブームの到来と終焉を⾒極め、思い切った商売の急発進・急停止
- 構造改革とポートフォリオ⾒直しによる高付加価値製品へのリソースの重点配分
- 環境機器
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- エアーポンプ・ディスポーザシステムの利益強化とシェア拡大、材料費高騰や為替変動の影響を受けにくい体制づくり
- 海外販売の拡充
- 洗⾞排水システムの要素技術を構築しつつ、本格的な市場投⼊の可否を⾒極める
- 環境浄化製品と維持管理サービスを組み合わせた新事業の模索
2. 安永ならではの価値の提供による新事業の創造
二次電池関連、熱電発電素子関連両製品の売上拡大とビジネスモデル確立
3. 経営基盤の強化
- 挑戦的な企業風土のさらなる浸透
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- 「技術で世の中を驚かせてやろう︕」「何か新しいことに挑戦しよう︕」という価値観を全社へ広げていく。
- 健全な議論が活発に⾏われる風土へ変革し、激動と混迷の時代を生き抜く企業になる。
- 「働きがい」「働きやすさ」を感じられる職場環境づくり
- DXの加速による全社的な生産性の向上
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- 部品生産ラインモニタリングシステム(IoT)で稼働状況管理
- コンロッド外観検査⾃動化、生産ラインロボット活用で⾃動化
- 3D-CADモデル活用で最適モノづくり
- 事務間接部門DX推進
SDGs、カーボンニュートラルへの対応
SDGsを「時の課題」と受け止め、事業活動を通じて価値ある製品を提供することで社会文化の豊かさに貢献
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CSR重要課題 |
重要テーマ |
事業活動 |
サステナブルな成長
- 独創的な新しい技術への挑戦と、生産性の向上で成長を続け、グローバルニッチNo1を目指します。
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- ①新たな分野(SDGs・カーボンニュートラル・CASE)で価値を創出する新技術・商品の開発促進
- ②既存分野でコア技術の伸長、新知見獲得し、ビジネスの拡大
- ③既存ビジネスの生産性向上
- ④生産活動におけるCO2排出量削減、資源の有効活用
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安全・安心な製品・サービスの提供
- 安全・安心に使っていただけるように全世界に通用する最高品質を追求し、お客様の満足向上に努めます。
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経営基盤 |
安全・安心な職場
- 全プロセスにおいて人の安全を最優先にし、人に優しい職場づくりに努めます。
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多様性の促進・働き方改革
- 多様性の理解を深め、尊重し、協力しあうことで、創造性を高めます。
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コンプライアンスとリスク管理
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関連情報